HSP50周年記念講演会 5-7 April 2017, York, UK


 ハンセンの溶解度パラメータ(HSP)は1967年にデンマークで産まれた。HSPはポリマーや塗料業界に於いて必須の処方設計ツールとして、すぐに採用された。顔料の処方設計、絵画の修復、ナノ粒子、医薬品の処方設計、環境化学などに対する強力な洞察力を備えており、普遍的なツールとして徐々に認知されてきた。HSPは現在ではかつてないほど増々評判が高まり、世界中の産業、純粋学問領域で使われるようになった。 HSPiP(Hansen Solubility Parameters in Practice)はソフトウエアー/eBook/データデースのパッケージで、2008年にリリース(現在は第5版)され、HSPの興隆はこのHSPiPに負う所が大きいと言える。

 HSP生誕50年を祝う為に、HSPiPチーム(Dr Hansen, Prof Abbott, Dr Yamamoto)は特別講演会をイギリスのYork大学(Green Chemistry Centre of Excellence)で開催することにした。 

会議のパンフレットはpdfファイルとしてダウンロードできる。 英語版 日本語版

5-7 April 2017 イギリスYork大学にて

 講演会は、過去の業績を褒めたたえるとともに、いかにしてHSPが開発されたかに関するHansen博士の講演が主役を演じる。加えて、現在の,そして将来の力強いチャレンジに重点的に取り組む内容を含むものだ。                

キーノート・テーマとハイライト

  • (無料の)Abbott教授による専門家レベルのユーザーに対するHSPiPの追加個別指導が行われる。自分の技術を高めたいと考えている、もしくはHSPから生まれる科学を最大限に活用したいと考えているユーザーコミュニティーが対象だ。 
  • ハンセン博士とHSPiPチームのメンバーと会い、HSPとHSPiPに関するあなた自身の個別の問題を議論する機会がある。そしてその結果は次の無料のアップグレードに取り込まれて行くだろう。 
  • グリーン・ケミストリーに対するHSPの合理的な扱い方
  • Dr Yamamotoによる次世代HSP^2、Hansen-Hiroshi-Steven Solubility Parameters for Prediction(HHSSPP)

    Preprint-Part 1:Dividing the dispersion term (δD) and new HSP distance 日本語版
    Preprint-Part2: δNet parameter which hid for 50 years 日本語版
    Preprint-Part3: Donor/Acceptor interaction 日本語版
    Yamamoto Keynote Speech1 (英語版)
    Yamamoto Keynote Speech2(英語版)

  • OPVなど有機エレクトロニクスへのHSPの利用 
  • 標準的な”グリッド”とIGCのテクニックを介したHSP値のハイ・スループット測定
  • コンビナトリアル・スクリーニングにおけるHSPの長所と限界。他の溶解性推算技法との比較
  • 薬学,薬物送達,化粧品科学におけるHSP 
  • ハンセン博士による最優秀ポスター賞発表  

プログラム

 専門的な講演と、ポスターセッション、そして、多くの研究者同士のネットワーク構築のプログラムを用意している。そして、素晴らしい場所でGrand Conference Dinner(大宴会)とガイド付きのYorkの町のツアーを計画している。 
詳細については プログラムのページを見て欲しい。 

参加資格

 この会議は真にインターナショナルなものだ。HSPiPのユーザー・グループは、産業界、アカデミアを含む全世界に広がっている。アカデミアにとっては、自分たちの能力を産業界に示す良い機会だし、将来に於ける産業界のニーズや課題を聞く良い機会だ。発表テーマは、HSPを使った共通のテーマと我々皆に関係する問題の全ての領域をカバーするだろう。大学院生が参加しやすいように参加費を特別に設定する。若くて明瞭な心の持ち主が、HSPの芸術的側面とそれを使った挑戦的研究を学んで欲しいと願っている。もちろん、将来の潜在的な雇用主との接触が促進される事も願っている。 

会議の開催地

 開催場所は大学のキャンパスにある著名なRon Cooke hubだ。これは、すばらしい歴史をもつYork市から歩いてすぐの所にある。技術セッション、ネットワークづくりの場、ポスターセッション、休憩などの環境が整った、卓越した最新の施設だ。Grand Conference Dinnerはあの有名な国立鉄道博物館で行われる。まさに印象的な開催場所だろう。大学は、York大聖堂の特別なガイド付きのツアー特典を提供してくれる。開催場所、旅行、宿泊に関する情報に関しては こちらのページを参照して欲しい。

費用

 会議への参加費用は全て込みで、450ポンドだ。(早期予約で380ポンド)大学院生は£190/225で参加する事ができる。追加の研修セミナー、会議、ポスターセッション、特別ディナー、ガイド付きツアー、会議中のランチ、ネットワークづくりのイブニング歓迎会が費用に含まれる。

スポンサーシップ

 このユニークで、イメージアップに有効な機会をうまく使いたい企業はスポンサーシップ・プログラムに参加して頂きたい。

宿泊施設

 大学には52名分のキャンパス内にある部屋(早いもの勝ち)がある。York市は、大学主催の会議に対する施設が充実しているので、市内のいたるところにある宿泊施設から自分で選ぶ事も可能だ。詳しい事は Locationページで調べて欲しい。 

論文募集中。 

 基調講演者は暫定的に決まっていて,そして各セッションに対して幅広いテーマが設定されている。この会議への発表が殺到するする事が予想されている。そこでエキサイティングで,挑戦的で議論を刺激するような論文を探している。我々はすべての参加者のために新しい地平線を切り開くような幅広いトピックスを選ぶだろう。
論文を提出するには,メールにて名前,所属機関,連絡のつくe-mail,そして,講演いただける話の要約(1ページ未満)を Conference@hansen-solubility.com宛てに送っていただきたい。

会議への参加登録

 会議への参加登録は,2016年9月1日から行われる。このページで詳細を案内する。

連絡

 より詳しい情報が必要であれば, Conference@hansen-solubility.comにコンタクトをとってほしい。 

謝辞

 HSPiP チームは、York大学と様々な世話をしてくれる、Green Chemistry Centre of Excellenceのメンバーにこの場を借りて深く感謝します。