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02-Jan-2013

2006年6月8日

子供を遊びに連れて行こうと思うと自転車は必需品だ。最初は義兄からもらった前後に子供を乗せられる自転車。次には電動アシストの自転車2台。特に榎が丘周辺は坂が多い。電動アシストは必需品かも。最初1台を買ってお出かけのときにはこの通り。奥さんが電動アシスト、自分がチビズ2人のせて普通の自転車。

サイクリングに行く場所は比較的恩田川周辺が多い。行きは田奈に向かって下りだからいいが、帰りは大変。恩田川流域の青葉区のあたりは水田が広がる。秋の収穫の時期に是非とも自転車で訪れてみてほしい。風が吹くと稲穂がぶつかり合って大地全体がマラカスのような不思議な音楽を奏でている。車では味わえない時間が流れている。

春には町田の方へ走ると桜がものすごくきれい。夏にはおしろい花、ひまわり。秋にはコスモスと 恩田川の流域は色々な花が咲いていて楽しい。 川におりれる場所は少なく子供の国線のそばに1箇所あるぐらい。後は降り口に鍵がかかっていたりする。
秋に柿の実をもいでいる老人会の人たちがチビズにももがせてくれてリュック一杯くれたりする。すばらしい時間が流れている。自転車ならでは。
去年の3月に2台目の電動アシストを購入してチャイルドシートをつけた。これでチビズは分乗することになった。

ところがこのチャイルドシート。3月に購入して9月にはチビズを乗せようとしたらベルトが切れてしまった。ホームセンターとかでは安いのも売っているけどメーカー品の方が安心だと思って2台目を購入したときに2つ購入してつけてもらった。ヤマハのお店でヤマハのカタログから選んで買ったのにブリジストン製。この切れたと言っても触ってみるともうぐじゅぐじゅで指がズボッって入る。自分は高分子屋さんなのでこれは耐光性安定剤が入っていないポリマーだとすぐにわかる。すぐにヤマハの店に持って行きクレーム。さすがに買って半年ではおかしいって全取っ替えしてくれた。しばらくするとブリジストンから電話がかかってきた。奥さんが受けたけどわからず自分がかけ直して事情を聞くと。
この製品はやはり耐光性安定剤が入っておらず、リコールになっているという。その案内はブリジストンのHPにも載っているという。しかも自分が購入する半年も前に。ちょっと待ってくれ。まず写真のように安心の日本製とラベルを付けて(高価に)売っているけどベルトはなんちゃら公司(多分中国製)が製造したとある。そしてそこが安定剤を入れずに出荷しそれにSDマークをつけて高く売っている。しかもリコールがかかっているのにヤマハの店では売り続けているし、ヤマハはリコールの事を知らない。ブリジストンはリコールの事を知らせずご丁寧に全取っ替えしたシートもリコール対象製品だった。回収率を聞くと7割程度しか回収できていないという。当たり前だろ。リコールしながら売り続けているのだから。この場合はブリジズトンのラベルを付けたまま売っているのだからOEMではない。でもヤマハのカタログに載せているのだから大口顧客だろうに。そうした流通在庫を回収せずに何がリコールだ。あの調子ではだれか死人が出るまでブリジストンは本気で回収しないのだろうな。どこそこの石油ファンヒータ、トラックなどの教訓は全く生きないって事か。日本の製造業どうしちゃった!?って感じ。
あまりに情けないけど注意喚起の為あえてメーカー名を出させてもらいます。
教訓:100円ショップって安物買いの銭失いってところがあるけど、じゃー高価な日本製を買えば安全かって言えばそんな事は全くない。こうやって日本製と嘘ついて高く売っている場合もある。

本体のトラブルも。
自分は通勤に使っているので一日に乗る時間も桁違いに長い (往復で100分 )かもしれない。しかし会社に行く1/3のところでペダルが根元からぼっきり折れた。太い道を渡ろうと急いでいたところいきなりでこけそうにはなるわ、車には怒られるわ。しかも自転車というのは片方ペダルが無いと基本的はこげない。しょうがないので靴ひもで足をペダルに結びつけてこいだ。いつもの倍の時間をかけてやっと鴨居にたどり着く。ここにヤマハの店があるのはいつもその横を通るので覚えていた。定休日だったらアウトだったけど開いているのを見て地獄に仏。部品を調べてくれると下手をするとユニットごとかえなくてはならずえらく高い修理になるかもしれないという。余りの事に「こんなのリコールもんですよね」とか言ったらおじさんも電話でそう言ってくれて「 こんなものが折れるなんて聞いた事が無い」と 無償修理を勝ち取ってくれた。でも本当に自分だけなんだろうか?他の人は高い修理代を出したのかな?

これはブリジストンのクレームに近いのだけど2年ほどで自転車のサドルがこんな風にひび割れてきた。お兄さんからいただいた10年間雨ざらしの自転車でもこんな事は無い。メーカーのコストダウンは厳しいのはわかるが、あまりに情けない耐久性は企業のレベルの文字通り「走る広告塔」だ。駐輪場でも他の自転車のサドルについつい目がいく。同じメーカーのやつがひび割れていたりすると奥さんにホラホラ見てみてという。奥さんは合成皮革の耐久性ではなく、僕の体重のせいだと疑っている。ヤマハを勧めないって言うのではないです。事実こうした事はあっても2台目を買っている訳ですから。でも2台目を買ったとき、まー新型もあるけどバッテリーとか共通に使えるしと思ってあえて同じのを買った。
ところが、バッテリーだけでなく鍵まで共通だった。この自転車鍵の種類何種類あるのだろう?この鍵でバッテリーが外せる。ということはバッテリーが盗まれる可能性がある訳だ。このバッテリー1万7千円。自転車が買える値段する。それを保護する鍵がちゃちくって、しかも1軒で2台買ったらたまたま同じ鍵というくらい種類がない物らしい。メーカーはもう少し考えろよなって言いたい。