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高分子化学トップページ > CNDO/2でモノマーの計算

2005.7.20

CNDO/2でモノマーの計算

CNDO/2でモノマーを計算する場合はこちらのソフトをご利用ください。モノマーの構造はJSMEを使って描画します。

運良く古いJAVAのアプレットが動けば、次の画面が現れる。(現れなかったら諦めてください。)

画面はMacのSafariブラウザーで動かしたもの。(2011.11.22) 骨格となるモノマーをプルダウンメニューから選び、Searchボタンを押す。この部分はJavaScriptを使っているので、JavaScriptの機能がOffになっていると動作しない。

するとJAVAScriptの見つけた構造がJAVAのプログラムに引き渡される。この画面から先はJAVAのプログラムになる。分子構造を見て、このデータは内部座標系なのでXYZのチェックが外れていることを確認してReadボタンを押す。

すると分子を描画する。

メニューからFast Buildを選ぶ。

ここで、原子団のタイプをラジオボタンから選ぶ。そして先に元になる原子を選び(赤丸が表示される)次に切り離す原子を選ぶ。するとそこに選んだ原子団が付加される。そしてダミーアトムを水素に変えると上のような分子構造が得られる。

そしてメニューからCNDO/2を選択する。

そしてCalc.ボタンを押すとCNDO/2を計算する。成功したらMOsのボタンを押す。

自動的にHOMOの分子軌道図を描く。levelのup downで他の起動を見ることができる。

2重結合の結合性のπ軌道はHOMOより低いところに来ている。必要があればP軌道のスケールを上げていけば見やすくなる。ラジカルは2重結合のπ軌道の大きい方にアタックする。大抵の場合、Tail(尾)-すいている方の炭素に反応し、Head(頭)-原子団が付いている方の炭素が次のラジカルになる。

反結合性のπ軌道はLUMOで有ることが判る。


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