pirika研究会、第7波なら在宅で研究を継続。

実践HSP(HSPiP:Hansen Solubility Parameters in Practice)の使い方を研究会で扱って、昨日4回まで終了した。特に開発者だから知っているマニアックなツール群の連携法は他では聞くことのできないノウ・ハウなので有益だろう。(私が作った便利なWebアプリを2つほど利用するのが前提であるが。)

今回はロート製薬の特許で油脂成分と皮膚のハンセンの溶解度パラメータ(HSP)の関係を検討して、さらに太陽化学のコエンザイムQ10の安定化の特許を重ね合わせる方法を解説した。

つまり、Q10を安定化して、かつ、皮膚浸透性を高める油剤をどう設計するかだ。

在宅の間にそうした技術を身につけて、出社(大学)できた時に、少ない実験回数でより良いものを作り出せるようにしておく。

大事な点は、自分はその研究を一度もやっていなくても、ロートの研究者と太陽化学の研究者のノウハウが数値として目の前に示されることだ。
さらに似たような特許・論文を検索して、実際に計算してみる。
いつの間にかその分野の専門家になれる。

pirika研究会の、「生産性向上の大事な施策」だ。


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