会社側は、働かない50代の会社の妖精さんをジョブ型にしたいだろうな。
政府は、若手がバリバリ起業して経済の活性化を狙いたいだろうけど、そうはならない。
ジョブ型の人事では、住居手当など、会社の経費を下げられる。
「専門性が足りない」と難癖つけて、給料を下げやすい。
残業をしなければ終わらないなら、そもそも能力が低いと言えばいいのだから楽だ。
給料を下げるにはもってこいの制度だ。
給料が下がった分は外で働きな。
若い奴は、元のメンバーシップ制でこき使いたい。
能力があって、さらに副業で才能が開花して、転職されたら身も蓋もない。
健康被害が出かねないという名目を使って、会社は阻止するだろうな。
結局、40-65代の給料を下げるのに使われるだけだろう。
自分の専門性、能力をいくらで売るか?
それが折り合わなければ、他の会社へ行く。
当然そこには、欲しい専門に達していないから、辞めてくれも含まれる。
それがあって初めてジョブ型の人事は機能する。
それができる奴は、政府の後押しがなくても既に転職している。
今まで、メンバーシップ制で専門を持たずに年老いた人を、ジョブ型に切り替えた時に旨味のある制度になっている。これまでは、若い時の頑張りを、子育て、マイホームでお金が必要になった時に割り振るとか言っていたのをチャラにできる。
人手不足が深刻になって来ている。
でも、不足しているのは、低賃金でブラックに働いてくれる労働者のように見える。
宅配のドライバーが、副業解禁されて嬉しいか考えてみれば良い。
コンビニのオーナー?
飲食店のオーナーは?
議論している識者たちが、上級国民すぎて、理解できていないのだと思う。
マリーアントワネットが「国民はパンも買えません」と言われた時に「パンがなければケーキをお食べになったら?」と言ったとか。
今の識者はそのレベルだ。
「ジョブ型導入、副業を認めると何故給料が上がる?」への1件のフィードバック