ヘンリー定数の推算

2024.9.17

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2011-2024年横浜国大(YNU)で行なった授業で使ったYNU-YMBを公開した。
重原子は15まで、CHNO以外の原子は1以下。パラメータは2013年のものなので古い。JSMEの使い方はこちらを参照して欲しい。

以降、2011.6.1の古い記述。

YMBシミュレータ(HTML5 プログラム 2011.6.10)
web版でPass Codeを持たない場合、重原子4つまでしか計算できません。

シス、トランス化合物はその平均値を返します。
芳香族用のパラメター、ハロゲン化合物のパラメーターは入っていません。
分子の描き方はこちらを参照してください。

最新の推算方法は、HSPiPに搭載されている。HSPiPに搭載の商用版では、F, Cl, Br, I,S, P, B, Siが使える。芳香族も扱え、最大重原子数は120になる。

プログラムによってんな原子団が使えるかはこちらで確認のこと

定義

ヘンリーの法則とは、(Wikiを参照)ガスを水に溶解して平衡に達したときに、ガスの分圧が

P=Henry Const.*水中のモル分率

と表すことができるという、気体の法則だ。吸収塔の設計には欠かせない。

推算法

ヘンリー定数の推算についてはほとんど知られていない。””Chemical properties handbook, Yaws””にあるデータを用いて推算式を構築してみた。

Henry Cost. estimation

原子団寄与法で良好に推算できる事が解った。

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