Pirikaの高分子のページは時代遅れだ。
日本の大学は精密重合だとか、もっと難しいことをやっている。まーそうでなければ学会発表とかもできないだろう。だから、2020年に定年退職して時間ができてpirika.comのページをwordpressで書き直し始めて、やっと高分子のページに辿り着いた。それだけ重要度は低いと思っていた。ところが、この所、立て続けに中国系の企業、韓国系の企業からの問い合わせ、オフィスへの来訪を受けている。彼らの高分子化学が遅れているのか、それとも実用上はまだpirikaの高分子化学が重要なのか。
その度に重合の式とかを思い出すのはもうめんどくさいので、pirikaのページを見てくれで済ませようとしている。だから結構書き足して全面改訂になった。
高分子関係のMI/DXはどんな状況なのだろうか?
時々大きいところで花火を上げているが、全体としては余り進んでいないような気がする。原因は、改訂してみてわかった。自分はポリマー用に必要なプログラムは、20年以上かけて整備してきたが、そうした細かいツールなしに、ポリマー設計するのは難しいのかもしれない。大きいところが、新しい触媒をAIで見つけた。なんて言うことはあるだろう。でも今あるものをもう少し改良したい。新しいモノマーを設計なんて考えない。(そんなもの化審法通すのは大変)モノマーの組み合わせ、材料の複合化で逃げたい。そんな話を中国系、韓国系の企業から聞かされる。
面白いものだ。
早めに英語化しておこう。