「トップ10%論文が直近5年で約1000本以上」なら簡単だ。トップ10%論文は、他の論文に引用される頻度が各分野で上位10%に入る。それなら相互リンクすればいい。
関係あってもなくても引用文献に上げておけば頻度は簡単に上がる。循環参照もいいぞ。
そんないい加減な査読があるかと思うかもしれない。
最近、関西の方の大学の論文を調査している。ソフトの不正使用の点だが、そこの先生の論文の引用なんてほとんどが間違い。ずーっとコピペで書いているのか、間違いだらけ。学位論文もめちゃくちゃな引用だ。
しかも循環参照で、元を辿ると今に戻ってくる。
そんな査読能力しかないなら、いくらでも不正できる。
査読する先生も忙しいし専門でなければ、できるなら受けたくない。やってもチャチャーと済ましたいもんな。
認定基準は、GoogleのRankにすれば良いと思う。
Googleの検索アルゴリズムは批判も多いが、「人が求めている情報がそこにある」指標である。
いい加減なことしてランクを上げても、すぐにランクは下がる。
私は引退しているし、もう論文なんて書かない。
そんなもので人と競うくらいなら、pirikaのGoogleのRankを上げることを目標にしている。
先日、「全フッ素化キュバンのLUMOが電子を閉じ込めた!」というブログをかいた。
「全フッ素化キュバン」で検索すると、どの検索ソフトを使ってもpirikaのページが1ページ目のどこかに出るだろう。
検索のRankが高いからだ。
もちろん、僕はこの研究に対して何も貢献していない。
でも、僕のページで、分子軌道法を使って全フッ素化キュバンの化合物を計算して、そのLUMOを見た人が、他の単なる紹介ページと違うと思えば(ページの滞在時間などで)Rankの評価が変わる。
SEO対策もありうるが、中身のないところでSEOしたところで効果は限定的だ。
循環参照でインチキできる引用頻度よりはまだマシだと思う。
すごく大事な点は、情報学の三大要素は情報収集、情報解析、情報発信だと言うことだ。
偉い先生ほど、情報発信を既存のimpact factorの高い論文誌に置きすぎている。
すると、僕みたいなバランスの取れた研究者の方がNetでは高い評価を得る。
分子軌道計算できるような偉い先生はいくらでもいる。
でも、自分のWebページで、サクって、「全フッ素化キュバン」のMOを表示できる研究者は少なく、そうしたものは(計算の精度は置いておいて)オモロいと言うことだ。