政治家だって社会人なんだから、まず、倫理とか学び直したら?
どこで学び直す?
そりゃー、堀の内側に「出所後に再犯を重ねないように学ばせてくれる」場所があるじゃないか。
コンサルとかで悪いことやっている輩とリカレント教育を受ければよい。
誰が教える?
査読論文なしで教授職に… 大学教員たちから噴出する「実務家教員」への懸念
などでも問題になっている。
論文も書けないような実務家教授が企業から大学の教授に天下っている。
「専攻分野における実務の経験を有し、おおむね5年以上の実務の経験を有し、かつ高度の実務の能力を有する者」が天下り条件のようだ。広告会社で役職につくような人は皆大丈夫だろう。
要は企業で実務の経験があれば、教授になれるんだから、「堀の中大学」を作って教える方も、教わる方も堀の内側の住民にすれば一番コストがかからない。
冗談はともかく、下手をしたら、教える側の大学の先生が学び直さなくてはならない状況なのはあまり深く理解されていないようだ。
例えばデータ・サイエンスはリカレント教育で一番注目されている。
でも、私の感じる違和感は、「データ・サイエンスと化学プロセス」とか「データ・サイエンスと薬学」とか車の両輪になっていない点だ。
さもないと、大学の数学科の先生が統計学を教えるだけになる。
化学プロセスの先生や薬学の先生はデータ・サイエンスを教えられない。
すると社会人は何を求めて大学で学び直すのだろうか?
まー、結局、大学の先生も社会人なんだから、まず先生がリカレント教育を受ける必要があるのかもしれない。
高校の情報I,IIを教えられる先生が居ないと言うのと同じ構図だ。
大学というのも堀の内側なのだろうか。
じゃー、大学でリカレント教育を受け入れるべく体制作りのための「会議」を招集しましょう。って益々研究に時間を使えない先生が増えていく。