2011年に私の授業をとった学生からメールが入った。
この年の秋学期に初めて授業を持つことになっていた。しかし東日本震災で、会社は電力削減でコンピュータルームは閉室で準備が大変だった。
なんせ、初めての講義である。
学生の力量もわからなければ、時間の配分、授業の間の持たせ方も素人。
今、その時の資料を見ても、よくこんな詰め込み過ぎの授業を5回もやったモンだと反省してしまう。
素人は、特に間の持たせ方が下手だ。1時間半の授業が45分で話し終わってしまったらどうしようかと不安でしょうがない。
その時の学生が、12年たって、リスキルや化学を話せる場を求めてコンタクトを取ってくる。
良いことだ。
サイエンスカフェでもpirika研究会でも良いのだけど、どう集めるのかは難しい問題だ。第X週のY曜日のZ時からやってますから気軽に参加してください。
と案内することはできる。
でも、相手は私みたいに引退した暇人ではなく、社会人だ。
週末は大事だろうし、夜にZOOM?
ZOOMを設定するのは良いが、相手が誰もいないのに一人でくっちゃべっているわけにもいかない。
どうやっていくか、そろそろ本気で考えよう。