pirika.comを始めたのは1999年1月だから38歳の時。76歳まで続ければ半生か。後13年もやるかな?
女の子の孫とかできたら、即やめてしまうかもしれない。
その時には会社やHPやHSPiPはどうしようか?
僕は、高校生ぐらいからプログラム電卓を始めて、プログラムにハマった。
大学の時にPC-8801というNECのコンピュータを買った。
単純にこれは世界を変えると信じて化学系のプログラミングにのめり込んだ。
自分を表現する新しい方法が”個人”に付与され、可能性の広がりにとてもワクワクした。
でも僕の後の世代は、コンピュータはレンタルソフトでゲームを遊ぶ道具になり、プログラマーには育たなかった。
地味にプログラミングは続けていたが、次の転機は、インターネットだった。
プログラム言語をJAVAに変えていた。
するとホーム・ページを持つと、”個人”で情報発信することができる。自分のような”化学”と”プログラム”と”ニューラルネットワーク”のような、およそ誰も興味持たない事を勝手に発信できる。
自己表現を発信する可能性にもとてもワクワクした。
それから、現物のニューラルネットワーク(しかも双子)が育っていく過程をつぶさに見た。
2010年に近くなってくると、インターネットやメールはごく普通のものになり、商業化が進み、”個人”からは程遠いものになって行く。
ほとんどの個人は情報の消費者であって、クリエーターでは無くなった。
というか、個人がクリエートしたものを、プラットフォーマーが搾取する時代になっていった。
誰でも情報発信できる時代ではあるが、プラットフォーマーに依存しなければ、検索にもかからないし、発信した情報が読まれることもない。
バズるために無茶をする。フェイクを流す。中身(読む・見る)とかは関係なく無闇に繋がりだけを増やす。
個人が自由に翔ける時代になったと思ったら、実は籠の中だけと巧妙に隠蔽されていて、やればやるほど疲弊していく。
アメリカン・ドリームを夢見るのは悪いことではない。ほんの少数の成功者がいるのは確かだし。昔の芸能界を夢見るのと何も変わらない。でも費やす時間と疲弊度が桁違いに違う。
難しい時代になったものである。
後どのくらいこんなことやっていられるかな?と真剣に思う。
この所、3ヶ月ぐらいブログをサボっていた。別にスマホ依存症になって医者に止められたわけではない。
自分のように、レンタルサーバーを個人で借りて、ニッチな事を勝手にやっている者は、プラットフォーマーに依存せず、そのぐらいが良いだろう。
僕・ドリームを追い求めているのは、僕だけだから、どこまで行っても、僕は唯一の成功者(失敗者)だし。
AIは、僕をアシストすることはできるかもしれないが、チャットGPTに僕・ドリームを語らせようと思っても無駄だろう。自分ですらまだまだ自分の夢はわからない。というか、それを探すのが人生だから。