.Net 7とMAUIが動き出したので、Mac, Windows, Android, iOS用のソフトの開発ができるようになった。
今日試しにコンソール・アプリをMacで作ってみたら、すんなり動き出した。
これで、HSPiPに搭載しているY-MBをMacで作ることができる。
というか、既にC#への移植は済んで、windowsでは動作しているのだが、Macでは動かなかった。
HSPiPにはCLI(Command Line Interface)で動かすライセンスがある。
これはGUIを使わないので、本来はOSを気にしなくて良い。
次世代のY-MB(物性推算ルーチン)はCLIで動かそうと思っていたので、準備はしていた。
今年度になって、pirikaからCLIライセンスを購入したところは、既に3社になる。
そうしたCLIライセンスを持っているところにお願いして、先行評価を進めるべく調整を急いでいる。
特にElectron Donor/Acceptor などの推算値はHSPiPの本体では計算値が表には出ないので、CLIライセンスでしか利用できない。
でも医薬品の設計や無機物との相互作用では必須のパラメータなので、MI/AI/DXではとても役に立ちそうだ。
HSPiPもそろそろ値上げをしようかという話もある。
でも、僕の意見は、CLIライセンスにこうした機能を付け加えて、CLIライセンスの購入を増やす戦略の方が良いと思う。
その時に、Y-MB2023をHSPiPとは別に提供できるようになると、すごくやりやすい。解析用のMIRAIとも相性が良いし。