pirika研究会、教え方の動物実験?

来週(2022.5.25)から隔週で研究会を行うことにしている。総勢7人なのは良いとして、6人が女性だ。
今日横浜国大の学生が一人増え、社会人も一人増えた。

別に、僕が女好きで女性の参加者を贔屓しているわけではない。

以前大学受験であった、男子学生と女子学生で 逆の下駄を履かせているのでもない。
まー、この年の男の子は(自分の双子の男の子、大学3年もそうだが)どうしようもない存在なのだ。同等に評価したら、男子の学生はいらない。男女は平等かもしれ無いが同等ではない。

それは置いておいて、来週からの講義の話。

今日のClubhouseの中でも話したのだが、使っている化合物がアレルゲンかどうかを知りたいことはよくある。
数学、物理の世界では、XXXなのはYYYと、原因と結果は一つだ。
化学は中間
生物はダメだ。

この薬はこの人には効くけど、こちらでは死んでしまう。
その確率が95%に効くけどだったら飲むかどうか? 平均余命次第だよな。。。。
若い人にどう教えたら良いかは、毎回ずいぶん悩む。

実験動物が可哀想だから、動物実験は禁止。
欧米人がそう言い出す時は、多くの場合、自分たちは目処がついたからだ。
核実験禁止、自分らはシミュレーションでできるようになったから言い出しているのか。

うーん。今日はどうも脱線方向だな。

何が言いたいかというと、性別は問わないから、一緒に考える学生募集ってことだ。


動物実験をして何を知りたいかというと、ある構造の化合物が外皮、内皮をどう透過するかだろう。
ハンセンの溶解度パラメータ(HSP)は一つの指標として優れている。
所詮体内に溶解しない物質は毒だろうが薬だろうがなんの役にも立たない。

でも、溶解って言っても、真っ正直に表皮細胞を突けぬけるのか、グニャグニャ行くのか、汗腺や毛髪沿いにいくのか、それによって同じに評価になるはずない。
そこで、1つのHSPだけに依存しているなんていうモデルではダメだろう。

そんな事を一緒に考えていきたいと思う。