pirika研究会。HSPiP用データコンバータ

研究会で学ぶ際に、HSPiPのデータをどう管理するかが問題だ。卒業後ソフトが使えなくなった場合に、標準フォーマットのhsdxでデータを持っていても利用価値が小さい。

ver5.4からは以前のhsdフォーマットは読み込めなくなってしまった。
hsdフォーマットはHansen Solubility Dataの略で、単なるタブ区切りのテキストファイルだ。
Excelでテーブルを作って、必要な所をタブ区切りのテーブルで保存すれば良い。
Sphereの結果も残しておけば、REDなどもExcelの機能で保存できる。

HSPiPの結果もクリップボードにタブ区切りで保存されるので、簡単にExcelにペーストできる。

hsdxフォーマットは、次のようにテキストファイルがxmlで記載されている。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<HSP_Data>
  <Chemical>
    <No.>5</No.>
    <Solvent>Acetic Acid</Solvent>
    <δD>14.5</δD>
    <δP>8</δP>
    <δH>13.5</δH>
    <δHD_x002F_A>11.5/7.1</δHD_x002F_A>
    <Score>0</Score>
    <RED>-</RED>

そこで、双方向に変換できるように、Webアプリを作成した。

これで、基本エクセルで管理して、必要に応じてテキストファイルとして利用できるようになる。

このようなコンバータも本当は学生に自作できるようになって欲しいものだが。
まー、それは追々。