デジタル焼け野原

卵が先か、鶏が先かとか、成長が先か、分配が先かの議論がうるさい。
そして自縄自縛20年。どちらもやらない。

日本だけ、IT革命の成果を享受できずに、はや20年。
ITの次のDXを「紙からデジタルへの変革」とか言っている。それは20年前のIT化で終わっている。
卵だって20年温めてくれなければ、もう孵化しない。
鶏だって20年卵産み続けることはない。

今起きていることは、焼け野原で生き残った鶏を略奪したい政治家と、それに忖度する官僚と、おこぼれに預かりたい民衆のばかし合なのかもしれない。
そちらは興味ないから置いておく。

卵が先か、鶏が先かとかのロジックに関して、知り合いから面白い意見を頂いた。
知り合い:「pirika.comに書いてあることは、最先端で、必要なことで、読者はよっぽど勉強してからでなくては先生にメールなりコメントなり書けない気にさせる。敷居が高い。」

私:「でも、よっぽど勉強して理解した段階ではそもそもメール書いて質問する必要もないじゃない?読者が私にアクセスしやすくするよう、ページ内容のレベルを落とすなら、そもそも、そんなページのランクが高くなって露出することもない。」

知り合い:「文章だけでは人柄は伝わらないから。

私:「すると、そういう忖度しない日本人以外しか連絡を取ってこない。それはいいとして、LxxxedInのアジア系の若い美しい女性の”つながってください”はいい加減にしてくれないかな。LxxxedInにアクセスするのも嫌になる。」

こうして1999年に生まれたpirika.comは自分で餌を取る術を身につけ、デジタル焼け野原を彷徨する。まーあまり美味そうでないので目こぼしか。