藤井孝一著の「大人の週末起業」を購入して読み始めた。
実は20年前頃、「週末起業」の本は読んでいた。
ある意味、現在の自分の原点でもある。
民間企業の研究者であった自分は、つくばへ出向して、代替フロンの研究を行っていた。ニューラルネットワーク法を使って物性推算、遺伝的アルゴリズムを使って逆設計を行っていた。
会社へ帰ると、余り、そうしたものは評価されなかった。その頃「週末起業」をかみさんにプレゼントされて読んだ。
そして、会社で働いた後と週末を利用してまず博士号を取った。
すると、色々な事が開けてきた。
ハンセン先生やアボット先生と知り合い、HSPiP上級開発者として迎えられた。
先生達とのやり取りは、時差の関係で、会社で働いた後と週末が基本なので、「週末起業」そのものだ。
大学で非常勤講師をやっているのも、博士号を取った時の縁だ。
そんな事を15年も続ければ、60歳で定年になった時に、外でやって行く準備は十分に整っていた。定年延長する意味は全く感じなかった。
「大人の週末起業」は、今の生活がルーチンになった時、週末には別の何かチャレンジングな事を準備し始めようと考えて、購入した。
まー自分の人生どう設計するかの問題だろう。
「お上にすがって生きていく」で済むなら、それに越したことはない。