えいあいや こもどは こゅみにけーしょん しょがういで なこいとを ぴりこかむは みけつました

pirikaドットコムでは、  化学,薬学系の親子で楽しみながらプログラミングをスタートしています。その一つで、脳の認識機能訓練のプログラムをアップした。

タイトルをさーっと流し読みすると、脳は元の文章のように読んでいます。
えいあいや こどもは こみゅにけーしん しょうがいで ないことを ぴりかこむは みつけました

試しにやってみましょう。
次のテキストエリアにひらがなの文章を打ち込んでみましょう。
単語と単語の間には全角のスペースを入れてください。句読点は入れません。
例えば次のような文章です。

みなさまに だいじな おしらせ このたび びりかこむが えいあいが よめない ぶんしょうの さくせいに せいこうしました



コンピュータが、AIが読めない文章に変換します。




ゆっくり読むとおかしいところがわかりますが、さーっと読むと人間の脳なら意味がつうじるのではないでしょうか?。

面白い文章ができたら、ぜひ送ってください。

これは難しい言い方をするとタイポグリセミア現象と言います。

人間は、目で文章を見てからその情報が脳に届くのに0.1秒ぐらいかかります。
Googleでタイポグリセミア現象と検索すると、0.42秒で8,730件検索できるのとは大違いです。

そこで、低速な脳は、単語を1文字ごとではなく、視覚的な画像の塊と捉えて、1種の予測変換みたいに処理します。

そこで、単語の最初と最後は同じにして、間の文字を入れ替えても”そんな単語ないぞ”って赤波線が引かれる事もないのです。
耳から入った情報も同じです。
だから、予測の延長にない冗談を急に英語で言われると全く聞き取れないのです。

3択クイズの質問に使えば、AIに必ず勝てます!。

このことは、ある意味、親や先生と子供とのコミュニケーションが上手くいかないことの原因になります。

大人は知らず知らずのうちに、タイポグリセミア現象で、”自分に欠けている”文字を脳の中で補っているので、コミュニュケーションできないのは子供のせいだと思う事があります。
AIは教えていないことは知らないし、勝手な補完もできないけど計算だけは早い。子供もそんな存在だと思えば良いのです。

プログラムをどう改造したら、もっと自然に読めない文章を作れるか? それを極めれば、逆にAIや子供と会話する時にどういう話し方、聞き方をしなければいけないかがわかってきます。

そのように、(相手の)脳の認識(が正しくできるように書く、話す事ができる)機能訓練が大事ということです。

ちなみに、英語も、単語の初めと終わりをはっきり言えば、間はむしゃむにゃと言っていても通じるようです。
イギリス人の先生に、タイポなんとかミア、って言ったらちゃんと通じました。
自信がない時、語尾を濁すのが一番良くないです。

ソースコードも公開していますので、改造してみてください。
例えば、小さな”っ、ょ”などは入れ替えないとか。
母音(あ、い、う、え、お)はなるべく入れ替えないとか。
良いのができたら送ってください。