理工系女性研究者の割合はOECD参加国の中で最低レベルなので、政府が支援するらしい。
科学立国で博士課程の研究者を増やすときも、似たようなことを言って増やしたけど、オーバードクターを量産しただけだった。
そうした若手研究者が大勢雇い止めになるって騒いでいる。
結局、女性の方が賢いので、そんな食っていかれない将来性のない研究職を選ばないだけなのではないだろうか?
以前、理系の大学の説明会で、「うちの大学では、徹夜で実験できるようにシャワー室とか、仮眠室を備えています」と大いばりで話したら、参加した母親から「ブラック大学」と大批判が起きたとか。
女性の方が現実的なんでしょ。
自分は単純に理系の仕事が好きだっただけ。それで定年まで行かれたのだからラッキーだったのだろう。
私が大学生だったとき教授から言われた言葉がある。
「知恵のある奴は知恵を絞れ」
「知恵のない奴は汗を絞れ」
知恵の足りない男子学生が、徹夜実験で汗水垂らして、やりがい搾取にあっているだけなのでは無いかと思ってしまう。
そもそも、他の国と比べ、博士課程への進学者が少ない。
逆算してみれば簡単だけど、進学するのを辞めた割合が女性の方が高いだけで、男性の方が進学する割合が高いのではない。統計のマジックだ。
マスコミも極端な例を取り上げ、「如何に女性研究者が困っているか」喧伝しているが、話題の旬を過ぎれば、打ち捨てるだけだろう。
明日から、pirika研究会でハンセンの溶解度パラメータ(HSP)の基礎と応用の勉強会が始まる。結局、女性6名、男性レギュラー1名(参加できれば+1)で女性の方が積極的だ。そんなのを見ていると新聞報道に違和感を感じる。