自然科学分野で上位論文数、凋落に歯止めかからずって。

歯止めの努力なんて何かしたっけ?
日本人の給料と同じで、他の国が伸びただけなので気にする事は無い。
むしろ現状を維持できているだけでも驚きだ。
大学の先生達の忙しさを見ているとそう思う。

論文書くぐらいなら、企業との共同研究をとる方がよっぽど大事だし。
学生の労働力はタダってカウントできるから、企業にとっても美味しいし。

特許や論文をガンガン書いて、製品の付加価値を高めて、価値/価格を高めて競争力をつける。それには優秀な博士を雇用した方が、人材価値/雇用費用は高くなる。

やれる仕事がコストダウンぐらいしかないと、製品価値が同じだから、価格を下げるしかない。コストダウンの仕事ぐらいなら博士はいらないし、人件費を削って価格を下げて、競争力を保つしかない。

格差がないように皆んなで平等に貧しくなろう。
なのか、
トップ10%に入るように自分を差別化しよう。
なのか、

まー、中国化する日本と、日本化する中国みたいで面白いね。

賃金がこのまま下がり続けてアジア1安くなれば、海外の企業が安い労働力を求めて日本に来るようになる。
そうなれば少しは歯止めがかかるかもな。