2022.11.3
YouTubeハンドルネーム @yamahiro-pirika
各ページには、ビデオを作るのに使った資料などを置いておきます。
No.1 HSPとパルスNMR 2022.10.30
パルスNMRの緩和ナンバーをハンセンの溶解度パラメータ(HSP)を用いて解析するする方法のビデオチュートリアル。シリカコーティングされた酸化亜鉛の粒子表面にはどのような溶媒が吸着されやすいか検討します。初めてのVtuber(アバターを使って説明)投稿になります。
No.2 ポリスチレンの溶解性をHSPiPで解析 2022.11.3
HSPiP(実践ハンセンの溶解度パラメータ)ソフトウエアーを用いて、ポリスチレンの溶解性を検討しました。ポリスチレンのHSPの決定の仕方、新規溶媒の溶解性予測、貧溶媒の混合による溶解現象を解説しました。
No.3 大きな分子を分割して部分ごとのHSPを見る 2022.11.13
平均値としてのハンセンの溶解度パラメータ(HSP)と部分的なHSPの取り扱いを説明する。
アバターも2体使ってみた。
ボイスチェンジャーも購入したのだけど、音量が出ないで今回は諦めた。
No.4 ハンセンの溶解度パラメータ(HSP)を使った、AI-SOMリエの開発 2023.3.16
YouTubeはだいぶ前に公開したが、やっと解説を作成した。
AIに香りを認識させるのはこれまではとても難しかった。
香り化合物の鼻の粘膜への溶解度を、ハンセンの溶解度パラメータ(HSP)で表す。
Tech-Potでのサイエンスカフェのネタにも面白いかもしれない。
No.5 塩野義のコロナ用経口薬ゾコーバのハンセン溶解度パラメータと他の薬の関係
No.6 System design of alternative methods for animal experiments using HSPiP. part1
No.7 System design of alternative methods for animal experiments using HSPiP Part 2
No.8 How to Design the Artificial Polymer that may suck up amyloid-β
No.9 Excel版ハンセン溶解度パラメータ推算式 Y-MB
No.10 ガソリンに添加剤を加えるとポリマーは壊れやすくなる?
燃料ポンプ用の樹脂製インペラ(羽根)が壊れてリコールになったと新聞に出ていた。
プラスティックは力を加えれば折れる。その折れる起点は成形時のマイクロ・クラックであると言われている。
そこに、そのポリマーを溶かしやすい溶媒を加えるとさらに小さい力で折れてしまう。
HSPを用いて解析を行った。ブログ
No.11 DXによるHSP用データの生産性向上
Excel用のOffice Scriptを使ってHSPiP用のデータを100倍効率よく作る。
No12. 量子ドットのようなナノ粒子のハンセン溶解度パラメータを得る方法
ナノ粒子は溶解と呼ぶか、分散と呼ぶか分かれるところだ。ハンセン先生は初めからペイント(無機顔料、ポリマー、溶媒)を対象にしてきたので、ナノ粒子であっても溶解度パラメータで良い。粒子は小さくなるにつれ、なかなか沈降しなくなる。そこでLUMISIZERのような遠心沈降法で測定されることが多い。その際には密度や粘度で補正をかける。
周期律表で下の方の原子になるにつれ、d軌道やf軌道の電子の入っていない空軌道の役割が大きくなってくる。すると溶媒のElectron Donor/Acceptor性能が大きく寄与し始める。新しいHSP距離の考え方 量子ドットを例にで詳しく解説しました。
No.13 危険ドラッグ類のハンセンの溶解度パラメータ
これまでの規制は分子構造によるものが多かった。ところが所謂危険ドラッグになってくると、多種多様の構造を取り、分子構造からの規制は難しくなる。しかし、今回計算したカンナビノイド類はハンセンの溶解度パラメータも分子の大きさもほぼ同じになった。レセプターに対して同じように入り込んで、同じ刺激を与えているのかもしれない。
No.14 紙おむつが水を吸うように炭酸ガスを吸うポリマーを開発してみましょう
炭酸ガスはどんなポリマーに溶解するのでしょうか?
ここではHSPが似たものは溶解しやすいという原理を使ってみます。
炭酸ガスのHSPが求まれば、同じHSPのポリマーは炭酸ガスを良く溶解するでしょう。
そのときにポリマーを3次元架橋させておけば炭酸ガスを吸収して膨潤します。
他のガスが吸収されにくいなら、圧力スイングをかけたときに、ゲルからの解離速度に差が出るので分離できるかもしれません。ブログ
No.15 半導体用レジストポリマーの現像液設計(溶かさない溶媒設計)
最近半導体産業が生成系AI絡みでとても景気がいいと言います。 そんな半導体産業を支える素材のうち、レジストの現像液の開発をハンセン溶解度パラメータを使ってやってみましょう。 レジストはエネルギー線が当たったところと、当たらなかったところのポリマーの溶解度の差でパターンを作成します。 パターンが微細になっていくにつれ、溶けて欲しくないところまで溶けてしまいます。 そこで溶かさない溶媒開発が必要になります。ブログ
No.16 界面活性剤のハンセン溶解度パラメータ(HSP)はいくつ?
このところ、界面活性剤をY-MBで計算しようとしたら失敗したという問い合わせが多いので、解説しておきます。確かに、YMBではイオン性の化合物のSP値は計算しません。SP値の根本原理は、分子間力を切断するエネルギー、蒸発潜熱を空隙で割った値のルートをとったものです。
電荷を持ったり蒸発しない化合物は蒸発潜熱が得られないので計算しません。
これはY-MBの制限で、HSPの制限ではありません。HSPiPでDIYボタンを選択し、Surfactantタブを選びます。いくつかの界面活性剤については私たちが決めたHSP値がリスト化されています。
親水場と疎水場をプルダウンメニューで選択すれば分子として平均HSPを計算します
No.17 誰か作ってくれ!俺様用肥満改善薬!
今朝の新聞に、大正製薬の肥満改善薬の記事が出ていました。
今、次世代ハンセンの溶解度パラメータ、HSPスクエアーの開発で忙しく、ちょっと太ってしまった私には気になるニュースです。
この薬の作用機構が、レセプターに対するトリグリセリドの溶解を妨げているなら、ハンセンの溶解度パラメータの出番です。
No.18 次世代ハンセン溶解度パラメータ(HSP2) 混合溶媒の混合則
これまでの溶媒の混合則では、混合溶媒のHSPは体積平均になります。 従って、2成分のHSPは体積比率に対して直線になります。 この方法で貧溶媒同士の溶媒混合物が良溶媒になることも確かにあります。
ところが、今年の1月にリリースしたHSPiPに搭載のY-MB24では、直線にはなりません。 やっと、ExcelのTypeScriptで新しい溶媒混合則が計算できるようになりました。 実際にやってみます。
No.20 カビ毒(プベルル酸)の皮膚透過性の予測
今日は、最近新聞を賑わしているカビ毒の皮膚透過性の話です。
麹とか偉そうに言っても所詮カビです。
人間様に都合の良いものだけを作るわけではありません。
ひねくれた菌がプベルル酸を作ることもあります。そうした化合物が皮膚をどのくらい投下しやすいか、HSPを使って解析してみました。ブログ
昔の英語版
ハンセン先生(右)とLike Dissolves Like をやっている山本(左)
ナレーターはAbbott教授です。
Abbott教授と風船のHSPを決めるやり方をビデオで紹介しました。
Ipswichの町で、様々な溶媒を探してきて実験をしました。
Measuring HSP using balloons 古いもの
古いもの
HSPiPビデオ・チュートリアル
他にも古いビデオが先生のHPにあります。
その他ネットで見つけたビデオ
ガラスに様々な液体をたらし、その接触角からガラスのHSPを決定する。溶解しないものの溶解度パラメータを決定するの良い例題。
Custom Solvent Blending Using the Hansen Solubility Parameters
30年間、外に放置した金属製のテーブルの表面をきれいにする混合溶媒を探索する。HSPiPの使い方も含めて紹介されている。
Solubility Sphere of 2-nitroaniline
2-nitoroanilineの溶解性を溶媒のHSPを3次元のHansen空間にプロット
HSPとは関係ないが、溶解性を歌で覚えよう。
他にも見つけた方がおられましたら是非連絡をください。
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