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2022.7.28
私(山本博志)はハンセン先生、Abbott先生とともに、ハンセン溶解度パラメータ(HSP)の研究を行っています。
HSP用の公式ソフトウエアーとして、HSPiPを全世界のユーザーに提供しています。
この公式ソフトウエアーを用いると、アミノ酸のHSPを推算する事ができます。
関西大学の山本秀樹教授は、
生体関連材料におけるHansen Solubility Parameter(HSP)の推算と応用
資料の中で、JKU-HSP法を用いてアミノ酸のHSPを推算した、と記載しています。
公式ソフトウエアーで計算したHSPと違う値をアミノ酸のHSPと自称しているわけです。
自分の都合の良い結果を出せるように推算式を調整して、出てきた結果を「ハンセンの溶解度パラメータ」と呼んで良いはずはありません。
問題点を整理していきます。
HSPiPユーザーの皆様は、ことの是非を一緒に考えていただきたいと思います。
ハンセンの溶解度パラメータというのは、蒸発のエネルギーを
であって、勝手な数値をHSPと呼んで良いわけでは無いという話をまとめました。
「株式会社ミルボンは、関⻄大学 山本秀樹教授との協働により、HSP法を用いて毛髪ダメージに対して高効果な補修成分を予測するシステムを構築した。」とあります
ミルボン社はハンセンの溶解度パラメータの公式ソフトウエアーHSPiPを購入していません。
と言うことは、ここで言うHSP法と言うのは、関⻄大学 山本秀樹教授の開発した、JKU-HSP法のことでしょうか?
「自称ーハンセン溶解度パラメータ」を許すと、やりたい放題になります。
やりたい放題を行えば、信用・信頼を失い、常に疑われます。
AATEX 25(1), 13-18, 2020に関西大学の山本秀樹教授とミルボン社の伊藤氏の書いた論文があります。
タイトルを訳すと、"ハンセン溶解度パラメータから算出したウサギの眼刺激性パラメータを利用した高精度な眼刺激性予測ツール"になるのでしょうか?(DEEP L翻訳です)
この論文は自称-ハンセン溶解度パラメータでしょうか? 公式なハンセンの溶解度パラメータでしょうか?
関西大学の自称-HSP推算法は2015年の学位論文に書かれているので、随分前からスタートしていた事になります。
アミノ酸の時と同じように、公式ソフトウエアーがあり、そこから出てくるハンセンの溶解度パラメータがあるのに、その値と異なる値を出す推算式を作り、出てきた値をハンセンの溶解度パラメータと自称しているわけです。
同じ化合物であっても2つの溶解度パラメータがある事になります。
学位研究の目的は「ハンセンの溶解度パラメータ」を混乱に陥れる事なのでしょうか?
学位論文とほぼ同じ内容で、特許を出願しています。
「ハンセン先生の頭の中を推定する方法を発明した」と言う事でしょうか?
ハンセン先生が、ハンセンの溶解度パラメータの値に何か言ったら、「特許侵害」になるのでしょうか?
van krevelen先生の溶解度パラメータを、"ハンセンの溶解度パラメータ”を推算する方法と、勝手に定義してしまう。
そして、van krevelen先生の溶解度パラメータを関西大学で拡張して、それから出てくるものを、関西大学版のHSP推算ソフトと呼ぶ。
どのようにやってきたか見てみましょう。
van Kreveren先生 と Hoftyzer先生 に対しても非常に失礼なやり方です。
HSPiPは記名式ライセンスを採用するソフトウエアーです。記名者以外が利用することはできません。ただし、利用者の変更はできます。
大学の場合、先生が購入しても、利用者は学生のことも多々あります。
そこで、アカデミックは研究室内であれば登録者以外の学生が使っても良いことになっています。
実験器具とか図書とか、実体のある物を購入した場合には、貸し借りは普通のことでしょう。
しかし、ソフトウエアーの場合、「購入して自分のものになったのだから誰に使わせるかは自分が決めて良い」というのは明らかに間違いです。
ソフトウエアーの違法利用は大きな罰則が課せられます。
関西大学の山本秀樹教授とミルボン社のやっていることをまとめておきます。
2022年12月16日、ミルボン社は1つライセンスを購入しました。
書きかけ中
順次公開していきます。
関西大学、山本秀樹教授がハンセン溶解度パラメータの推算法を自称している件について。
自称-ハンセンの溶解度パラメータ(HSP)を使えば、やりたい放題か?
どんなに良い発表を行っても、自称しているだけなら信用されない。
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