文 書
何度目かの献血をした。早速血液検査の結果の通知が来た。今までの通知は
「血液型・生化学的検査成績書」
このたびのあなたの検査成績は下記の通りでした。
生化学的検査成績 ・・・・。
血液型 ・・・。
裏面の説明をお読みください。
献血者コードとは ・・・・。
標準値とは ・・・。
日本赤十字社中央血液センター。
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今回の通知を貰ってオヤと思った。今までと全く感じが違うのである。
まず、冒頭に「献血有難うございました」。とあり、文のレイアウトも考えて
「あなたの温かい心、それは社会にとって大切な財産です。
血液は心。心と心のきずな・・・。
献血というあなたの善意に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
お礼の気持ちをこめて、献血の際に行いました血液型・生化学的検査の結
果をお知らせいたします。「生化学的検査成績は、記録カード」に記入し、
日頃からの健康管理にお役立て下さい。
生化学的検査成績のお知らせ ・・・・。
血液型のお知らせ ・・・。
神奈川県赤十字血液センター所長 印
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読み終わって、相手の ”ありがとう”という気持ちがほのぼのと伝わってきて気持ちよかったが、そこでふと考えた。
会社で頻繁に何気なく書いている我々の文書も、もっともっと文のはしばしに気を配って書かなきゃあいかんなあ。
占 い
さる生命保険会社からダイレクトメールで「中国占星術算命学占い.”パーソナル メッセージ”]というのが送られてきた。
何を根拠に調べたのか ”あなたの”基本的特質は・・・。性格は・・・。今後半年間の傾向は・・・。要注意期間は・・・。云々。頼んだわけでもないのに、いろいろとご託宣が並べてある。そしておしまいに曰く「あなたは、武田鉄矢タイプの人です」ーーー。
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芸能界音痴を自認する土筆生の浅薄な知識でも、武田某が九州出身のタレントくらいのことは心得ているが、その「武田鉄矢タイプ」と烙印を押されても、第一褒められているのか、くさされているのかとんと要領を得ない。
だからどうだと言うのか？。どうしろと言うのか？。
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先日、ある雑誌に「あなたのオジタリアン度診断」というのがあって、いろんな設問の中に「シブがき隊と少年隊の区別がつかない人」というのがあったが、これが分からない。 ”隊”というからには、何人かのグループだろうという想像はつくが、さて、歌う人やら踊る人やら・・・？。
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先日は、 ”光ＧＥＮＪＩ”とかいうタレントの親衛隊（ふと、ドイツのヒットラーを思いだした）と称する大阪の女子高生が、その ”ＧＥＮＪＩ”の地方公演の先々を追っかけまわし、それをまた請け負う ”おっタク（追っかけタクシー）制度？”が云々という新聞記事を見て天を仰いだばかり・・・。
こんなことでは”武田鉄矢”さんが泣くだろうなあ。
蜂のケンカ（さしつさされつ）より
負けず嫌いの親父。晩酌をしていて倅に豆腐を買って来いという。倅が豆腐を買って帰ろうとして狭い路地へ入ると、一人の男といきあたったがお互いに道をゆずらず、二人とも突っ立ったまま動かない。あまり遅いので探しに来た親父・・・。
「倅、お前は豆腐を持って帰れ、俺が代わりに立っててやる」。
（89・Ｈ・元・１２）
