何故、炭酸ガスだけ悪者?窒素や酸素は?

何故、窒素(N2)や酸素(O2)は悪者ではないのか知っていますか?
よくある答えは、「炭酸ガスは地球温暖化係数が窒素や酸素よりも何万倍も高いから」

去年のノーベル賞で、真鍋先生が気候変動のシミュレーションでノーベル賞を取りましたし、ニュースでも騒いでいるので、炭酸ガス(CO2)が悪者なのは皆さんも知っているでしょう。
では、何故、窒素(N2)や酸素(O2)は悪者ではないのか知っていますか?
空気の中には窒素は78%、酸素(21%)と大量にあるし、二酸化炭素は、たった0.04%しかないのです。

答えは、「炭酸ガスは地球温暖化係数が窒素や酸素よりも何万倍も高いから」。

納得できますか?
これが、理科をつまらなくする最大の理由だと思います。

これでは、何故?に答えたことにはならないのです。

少ない量なのに温暖化に激しく影響を与えているので、窒素や酸素のXXXXX倍って決めたのです。(実際には窒素や酸素は限りなくゼロに近いようですが。)

「何故、勉強のできないの?」って子供に聞いて、「だってテストの点が悪かったんだもの」で納得するか?と同じです。

さー、そこで、真鍋先生がおっしゃっている、”もっと楽しむ姿勢で”、何故かを考えるシミュレーションを考えてみましょう。

真鍋先生が当時使っていたコンピュータは、今のスマホよりも全然遅いものでした。
今なら、とても簡単に試す事ができます。

Pirikaでは、化学,薬学系の親子で楽しみながらプログラミング を始めています。その5時限目の理科で解説を始めました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です