31年前の「明るい物価上昇」って、前見て?後ろみて?

31年前の物価上昇は、その後の失われた10年(30年)に繋がる最後の馬鹿騒ぎ。明るいと思って突き進んだ先には地獄が待っていた。物価は高いわ、給料は高いわ、土地は高いわ、収益こけるわで調整が済むまで大混乱した(している)。
でも、時代をさらに遡れば高度成長期が待っている。後ろ向きなら明るい時代が来る。

日本を先進国から後進国へ転がり落ちたと言うのは後進国へ失礼だ。
走馬灯のように後退している後退国だ。
その幻影を見せて、昔は良かった、今はダメだという議論をしているから尚更陰鬱とする。

昔は(今は?)そこらへん(薬局)にあった「明るい家族計画」自販機。少子化に貢献した? 明るくない未来を作った?
31年前ぐらいに、合計特殊出生率は1.5を切り始めた。

原子力 「明るい未来のエネルギー」1987年の標語だな。

どうも「明るい」と言うのは鬼門だな。明るいと言わないと騙せないからかな。

HSPiPの値上げは、せいぜい明るくない機能を盛り込んだ値上げにしたいものだ。


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