チャットGPTにハンセンの溶解度パラメータに関して聞いてみた。

と言っても、僕が聞いたのではない。ハンセン先生の息子さんがやった結果をハンセン先生が転送してきてくれた。

Abbott先生の返事では、これは古いGPTでGPT4ではもっと良くなっている。もう数年でこれ無しには済まなくなると言っている。(アボット先生は新しい物好きだから)

まーでも簡潔にうまく纏めているね。
Hansen先生の指摘した部分は、どうしても溶解度パラメータ自体の情報量がHildebrandのものの方が多いからしょうがないのかもしれない。もし逆に、少ない意見の方を「論理的に判断して」支持し出したりしたらそれはそれで恐ろしいことだ。

それよりは、どんな会社が使っているのかという質問で、海外の会社ばかり出てくる点が面白い。今、HSPiPの世界売り上げは6割以上が日本だ。
ある意味こうしたフェイクニュースで欧米が油断している間に色々できる。
私の講演会を受けたり、コンサルを受けたりしている会社は最先端の使い方を学んでいる。この地図がこの先どうなるか楽しみだ。

同じことを日本語で聞いてみた。全然ダメだった。これなら英語で聞いて日本語に訳すしかない。

what is hansen solubility parameters? (HSPってなんですか?)

Hansen Solubility Parameters (HSP) is a method used to predict the solubility of different materials in solvents. The method was developed by Charles Hansen in the late 1960s and early 1970s.
The HSP method is based on the idea that the solubility of a material in a solvent is determined by the match or mismatch between their respective solubility parameters. The solubility parameter is a measure of the cohesive energy density of a substance, and it describes the energy required to separate molecules within the material.
Hansen Solubility Parameters consist of three components: the dispersion force, the polar force, and the hydrogen bonding force. Each of these components is represented by a different value, which can be used to compare the solubility parameters of different materials and solvents. The three components can be combined to give a total solubility parameter, which is a measure of the overall solubility of the material in a particular solvent.
The HSP method is widely used in fields such as polymer science, coatings, and pharmaceuticals to predict and optimize solubility and compatibility between different materials.
ハンセン溶解度パラメータ(HSP)は、さまざまな物質の溶媒への溶解度を予測するために用いられる方法である。この方法は、1960年代後半から1970年代前半にかけて、Charles Hansenによって開発されました。

HSP法は、ある物質の溶媒への溶解度は、それぞれの溶解度パラメータの一致・不一致によって決定されるという考えに基づいている。溶解度パラメータは、物質の凝集エネルギー密度の指標であり、物質内の分子を分離するのに必要なエネルギーを記述する。

ハンセンの溶解度パラメータは、分散力、極性力、水素結合力の3つの要素で構成されています。これらの成分はそれぞれ異なる値で表され、異なる材料や溶媒の溶解度パラメータを比較するために使用することができます。また、3つの成分を組み合わせることで、特定の溶媒に対する物質の総合的な溶解度を示す「総合溶解度パラメータ」を得ることができます。
この部分は正しくないとハンセン先生はお怒りです。つまり総合HSPはHildebrandのSP値ですから、それは総合的な溶解度ではない

HSP法は、ポリマーサイエンス、コーティング、医薬品などの分野で、異なる材料間の溶解度や相溶性を予測し、最適化するために広く使用されています。

Which companies use hansen solubility parameters (どんな会社がHSPを使っていますか?)

Many companies in various industries use Hansen Solubility Parameters (HSP) to develop new products or optimize existing ones. Here are a few examples of companies that have used HSP:
Paint and Coatings Industry: Companies such as Sherwin-Williams, PPG, and AkzoNobel use HSP to develop new coatings and paints that offer better adhesion, chemical resistance, and durability.
Pharmaceutical Industry: Pharmaceutical companies such as Pfizer, GlaxoSmithKline, and AstraZeneca use HSP to optimize drug delivery systems and develop new formulations that are more effective and safe.
Polymer Industry: Companies such as DuPont, BASF, and Dow use HSP to develop new polymers and plastics with better mechanical properties, thermal stability, and chemical resistance.
Personal Care Industry: Companies such as L’Oreal, Unilever, and Procter & Gamble use HSP to develop new personal care products such as shampoos, lotions, and cosmetics that offer better sensory properties, stability, and efficacy.
Overall, Hansen Solubility Parameters are widely used in various industries where the solubility and compatibility between different materials play a crucial role in the development and performance of the final product.
様々な業界の多くの企業が、新製品の開発や既存製品の最適化にハンセン溶解度パラメータ(HSP)を活用しています。ここでは、HSPを利用した企業の事例をいくつか紹介します:

塗料・コーティング業界: Sherwin-Williams、PPG、AkzoNobelなどの企業は、より優れた接着性、耐薬品性、耐久性を持つ新しい塗料やコーティングを開発するためにHSPを使用しています。

製薬業界: Pfizer、GlaxoSmithKline、AstraZenecaなどの製薬会社は、薬物送達システムの最適化、より効果的で安全な新しい処方の開発にHSPを使用しています。

ポリマー産業: デュポン、BASF、ダウなどの企業は、機械的特性、熱安定性、耐薬品性に優れた新しいポリマーやプラスチックを開発するためにHSPを使用しています。

パーソナルケア産業: L’Oreal、Unilever、Procter & Gambleなどの企業は、シャンプー、ローション、化粧品などの新しいパーソナルケア製品を開発するためにHSPを使用しており、より優れた官能特性、安定性、効果を提供している。

全体として、ハンセン溶解度パラメータは、異なる材料間の溶解度と相溶性が最終製品の開発と性能に重要な役割を果たす様々な産業で広く使用されています。

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