紙おむつが水を吸うように炭酸ガスを吸うポリマーを開発してみましょう

そういうタイトルのビデオを作った。

(パワポ2)
まず、炭酸ガスはどんなポリマーに溶解するのでしょうか?
ここではHSPが似たものは溶解しやすいという原理を使ってみます。
炭酸ガスのHSPが求まれば、同じHSPのポリマーは炭酸ガスを良く溶解するでしょう。
そのときにポリマーを3次元架橋させておけば炭酸ガスを吸収して膨潤します。
他のガスが吸収されにくいなら、圧力スイングをかけたときに、ゲルからの解離速度に差が出るので分離できるかもしれません。

(パワポ3)
たとえば、40℃100atmでの溶解性の実測値があります。

(HSPiP)
これをHSPiPに読み込み、計算ボタンを押すと、炭酸ガスのHSPが求まります。

このデータをコピーして、エクセルにペーストします。

(Excel)
HSP距離が短くなるにつれて溶解度が大きくなることが確認できます。

(パワポ4)流す
(パワポ5)
そこで、HSPが16.3, 4.4, 7.1のポリマーを探せば良いことがわかります。

(Excel)
HSPiPに搭載されているポリマーのHSPをY-PBで計算しておき、炭酸ガスのデータを継ぎ足します。
このデータをコピーして、SOMのプログラムを使って解析します。

(ブラウザー)
データをペーストして、解析をスタートします。
1で表示されているところがCO2のHSPになる。
そこで、この領域に入るポリマーを取り出す。

(パワポ6)流す
(パワポ7)
するとこんなポリマーが選択されていることがわかります。

(パワポ8)
ゲル化させるにはこんなモノマーを使うのがおすすめです。

(パワポ9)
結局のところ、最初の文献にあった溶解性が一番高い化合物、分子あたりのCOOが一番濃度が高くなるような設計になってしまいました。
HSPは関係ない、つまらない結果になってしまいました。

(パワポ10)
さくびはよく膨潤するようなので、あながち間違いではないでしょう。

(パワポ11)
おまけ

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