Y-MBというのは、Yamamoto Molecular Breakの略です。ハンセン溶解度パラメータ(HSP)を一緒に研究しているAbbott教授が命名してくれました。
もともとは、HSPを推算するために、分子を官能基に分割するアルゴリズムだったのですが、だんだん私の作る物性推算式全体を表す用語になりました。ポリマーに拡張したものはY-PBになります。これらはHSPiPというソフトウエアーに搭載され販売されています。
YMB24Pro4MIはHSPiPに搭載されていない物性値の推算や、Materials Informatics (MI)を使って材料設計する為のツールを含みます。私のコンサルはこのツールを使うことを前提にしています。
ごく一部の機能はHSPiPとかぶるので、HSPiPを購入すれば利用できますがMI関連の機能はHSPiPには、ほとんど搭載されていません。
ここでの説明は、YMB24Pro4MIを使っている方(使う予定がある方)向けのオンラインマニュアルのようなもので一般の方に向けたものではありません。そもそもすごい高価ですし。
レジストポリマーの設計 2024.12.23
第一弾の例として、レジスト・ポリマーの設計方法を解説します。まずPolymer Smiles(繰り返しユニットを[X]で囲ったSmiles構造式)を集めましょう。後は1Stopで設計できます。