ウーバー・イーツのような配達員の格差が広がらないように、同一労働同一賃金にして格差を解消するとか言っている。生産手段を持たなく、肉体と労働時間だけで働いている人はもう少し守られるべきだ。
それに異存ある人は少ないかもしれない。EUでも法案ができたとか。
税金の累進性を上げて、高給取りからもっと税金を取るのも格差是正に役立つと野党も騒いでいる。現在の税金の累進性は、最大45%になる。2000万稼いだら900万税金に持っていかれる。手取りが減ったって、保険料やら何やらは元の額面にかかる。まるで、江戸時代の5公5民の年貢みたいだ。
私のような、個人でITやDXのような仕事をしている場合も、肉体と労働時間だけで働いている側になる。プログラマーもそうだろう。風邪をひいて働けなければ、仕事にならないブルーワーカーだ。
特殊なのが、原料を仕入れて、生産設備を持って、流通させてと言う経費がかからない点だ。
ものすごく有用な解析ツールを作成して販売する。経費が0だから、売れれば売れるほど税金が高くなる。作成にどんなに時間や労力がかかってもそれは関係ない。
海外では、GAFAのような企業が景気を盛り上げる。Apple以外ハードなど作っていない。頭脳労働がちゃんと高く評価される。
日本では30年間賃金の上昇がない、2流国に成り果ててしまったとか騒いでいる。
当たり前だよね。頭脳労働は大変なだけで、額に汗かく労働者の方が偉くて、保護されるのだから。
旧ソ連の社会主義は、「能力に応じて働き、必要に応じて取る」格差の無い社会を目指した。ゴルバチョフも言っていた。「我々の社会主義革命は失敗した。しかし、世界で唯一社会主義革命が成功した国がある。それは日本だ。」
1億総中流とか言いながら、「Japan as No.1」を楽しんでいた、昭和の事だ。
平成30年かけてやっと日本も「皆んなが等しく貧しい成熟した社会主義国」へたどり着いたと言うことか。立憲共産党とか揶揄しているけど、自由社会党の狙い通りの国づくりが完成したとも言える。
「夢も希望もない」わけでは無い。
日本が頭脳労働を評価しなくったって、内容があれば世界から評価される。
英語の記事を書く(とは言ってもAI翻訳)と世界中から問い合わせが来るようになった。日本からはコメントすらつく事は無いのに。
内容が無かったらどうする?
本来、同一内容同一賃金であるところを、同一労働同一賃金にしてくださっているので、日本では食っていかれるでしょう。多分。それが社会主義の良いところなんだから。