No.11 DXによるHSP用データの生産性向上

HSPiPのデータ作成はめんどくさい。
多くの研究者はデータをExcelで管理しているだろう。
Scoreを0-1、1-6、実数で取ったり、logにしたり1/xにしたり。

ver.5.3まではExcelで作ってtab区切りでセーブすればHSPiPでhsdフォーマットで読み込めた。ところが、ver.5.4からhsdは読み書きできなくなった。

そこで、Excelの自動化tabを利用して、Office Scriptでテーブル自動作成機能を作った。(同じことができるWebアプリも作った。)

必要なものは、1列めにCAS番号、2列めにHSPiPで使いたいScoreを入れたテーブルを作るだけだ。4列以降には入れ替え用のデータを準備しておいて適宜2列目にコピペすれば良い。
大事な点は、CAS番号が日付になるものには、先頭に_を入れることだ。HSPiPではまだそうなっていないが、そのうちこれを標準にする。

そして、HSPDataBuilderのボタンを押す。

するとHSPDBタブにあるデータベースからCASをサーチして、HSPiP用のデータを作成する。

一旦はHSDフォーマットのテーブルを作成する。

Scoreの値を入れ替えたいなら、このテーブルのScoreを入れ替える。

Table2HSDXボタンを押すとテキストボックスにxmlフォーマットで書き出されるので。拡張子hsdxでセーブする。

私のようなMacユーザーがHSPiPのデータを作る時に生産性は100倍になった。

自分用のHSPDBには他にも自分で使う重要なパラメータを入れておくことができる。
詳しいことはNo.12で説明する。

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