2024.7.13
Y-MB24Pro4MI販売開始(2024.4.26)
HSPiPにY-MBが搭載されている。HSP値の推算だけでなく溶媒を扱う上で必須の物性推算機能が高く評価されている。
Electron Donor/AcceptorやMI用のさまざまな拡張識別子を準備してきたが、HSPiP ver.6には搭載されなかった。
コンサルをしている会社は、これを使い始めているので、販売開始とする。
特許や文献上、Y-MB24Pro4MIを購入して、その計算結果と記載できないと困るためだ。解析ツールも含むし、使い方の説明の費用も含んでいて高価なので一般ユーザーのものではない。
データビルダー、YMB物性推算機能、データベース、新しい距離の式計算のできるY-MB24Pro4MIがあるとHSPiPを購入する必要がなくなる。Hansen先生、Abbott先生との関係もあるので、HSPiPのコーポレート・ライセンスかCLIライセンスを30set以上持つことが最低条件になる。(条件が厳しすぎるかも。年契約とかも考えるべきか? 悩んでいる。どこからも意見がこなければ、当面大口ユーザーのみを対象にします。)
実際に見てみたい場合にはKSPのTech-Potに来ていただきたい。
ツールの詳細はHSP次世代技術で紹介していく。
アプリケーション・バージョンのYMB24Pro4MI-Tools
ネットワークにアクセスする必要がない。ハードディスクの読み書きは行わない(コピペのみ)利用期限が設定できる。もう少し動作チェックしたのち、MIユーザーへ配布する。その後Webアプリの提供は終了する。
PirikaNewsの2024年7月号でY-MB24Pro4MI用の距離の式に関する解説を行った。
コンソーシアム方式が良いかとも思ったが、やっぱ事務仕事が増えるのは嫌だ。
企業向けHSPiP, MI講習会
年内(2024年)は毎月の枠が全て埋まっています。来年には、また新規募集したいと思っています。
要件:
・会社向けの例題を作ってのオーダーメイド講習会になるので準備に3ヶ月いただきます。
・費用1日講習会(1.5時間を3-4コマ)、50万円+税(一人5万円*10人が目安、人数が多くても少なくても値段は変わりません)
・Y-MB24Pro4MIツール群の使用料を含みます。
概要:
ハンセンの溶解度パラメータ(HSP)の本質は分子間力にある。分子間力を扱う他の方法と圧倒的に異なるのは、複合材料であれ、生体材料であれ、対象が複雑であっても使えることである。
マテリアル(Material )の溶解性、濡れ性、透過性、機械強度変化などとHSPを情報学(informatics)を用いて結びつけ、マテリアルの生産性を向上させる。
そうした使い方が世界中で進んでいる。
開発者ならではの高度利用法を紹介しようと思う。
コンサル
2024年新規受付はしばらく停止します。
2024年4月から新しいところとのコンサルがスタートします。大規模なものなので、慣れるまで他の時間がどのくらい取れるか見当がつきません。2024年10月からさらに新しいところへのコンサルがスタートするかもしれません。今のところとのコンサルが終了して枠が発生したらまた募集します。
HSPiPソフトウエアー販売
ソフトを購入したい場合には、まずHSPiPの購入方法を良くお読みください。
HSPiPの値段は1セットあたり、$1450になります。
一回あたりの購入が 2-5 セットなら $1200/1セット、 6セット以上なら$1100/1セットになります。(2024年ver.6から値上げです。)
オンライン販売(MyCommerce)で購入するのが一番安いです。これはハンセン先生が利用している通販みたいなものです。(pirikaとは全く関係ありません)
そこから購入してください。
pirikaから購入した場合の日本語マニュアルの提供は終了しました。
2024年ver.6のY-MBに搭載されなかった、さまざまなMI用識別子を計算するY-MB24Pro (Yamamoto Molecular Break24Pro)の開発と、MI解析ツールの整備に注力します。
Pirika News
半分月報、半分どうでもいい記事を毎月書こうと思っている。
pirika.comは化学系の内容で検索した場合にはトップにくる記事が非常に多いが、研究会や講習会などの業務ページを訪問する方は非常に少ない。
自分でもやになるくらい範囲が広いので、どこら辺が更新されたのか知ることも難しい。どこら辺に力を入れているかわかるだけでNewsの意味はあるだろう。
対面相談
場所:Tech-Potはかながわサイエンスパーク(KSP)西棟 2F 神奈川県川崎図書館となり。
(東急田園都市線、溝の口 or JR南武線、武蔵溝ノ口からバスあり. 9番のりば、バスは10時以降無料)
費用:
初回、1名(1名以上の場合は、Tech-Pot 550円/hrがかかります)、1時間まで無料
相談を希望する場合には事前にメールでご予約ください。(yamahiroXpirika.com (Xを@に置き換えてください))
アカデミック:
オフィスに来てもらってもいいし、大学に(距離にもよりますが)こちらから伺うのも良いです。
詳しくはこちらからお問い合わせください。
大学講義
第一薬科大学は2023年秋学期で終了しました。
横浜国大は、2024年春学期を現行の15コマを半分にしてもらい、完全隠居しました。
学会などでの講演会、講習会
もう年寄りがしゃしゃりでるのは控えています。
寄稿は年1つぐらいやっています。2024年分は産業洗浄で終わり。と思っていたら分離技術会からも頼まれてしまいました。恩師の栃木先生に頼まれたんじゃーしょうがあるめい。「AI時代の物性推算」ということで、ASOG法で気液平衡を推算する場合に、AIを使ってASOGのパラメータを決めた方法を寄稿しました。実際にやったのは2019年なので古い話ですが。
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