2003.12.14
フライパンを買った。自分は独身の時テフロンコーティングのフライパンを使っていた。結婚して6年で新婚の時すぐ買ったフライパンとあわせて2個だめになった。3年ぐらいでコーティングがはがれてかえってくっつきやすくなってしまうようだ。(特に奥さんの鉄のお玉でカンカンやりながら野菜炒めを作るとすぐ傷だらけになってしまっているような気がする。しかも最高の火力でフライパンを熱する。自分はポリマーケミストなのでそんな無謀なことはしない)それにしても3年でだめになってしまうのは情けない。そこで今度買い直すときにはテフロンコーティングなしのを買おうと決めていろいろ探していた。たまたま別の用事で横浜の元町へ出かけた。そしたらたまたまが重なり元町チャーミングセール(9月21-29日)でいろいろな物が安い。荒井板金製作所という台所用品を作って売っている店がある。製作所なんて元町には似合わないごつい名前だけど中はおしゃれな台所用品がいっぱいでうちらも大好きな店だ。以前この店でチタンのフライパンを見た。チタンのフライパンは加工が難しく(伸びない金属なのでプレス成形ができない??、熱伝導度が悪いので薄く作らなければならない)こんなにいいフライパンはうちでしかできないと店の人が自慢していた。確かにチタンは軽くていいのだけど値段もものすごくいい。ちょっと手がでなくあきらめていた。セールだから今回はどうかなーとのぞいてみたが高い物はセールでも高い。その時にやはりその店で作っているのか鉄製のフライパンが目にとまった。やたらと重いけど黒光りしてすごくきれいなフライパンだ。奥さんと相談。チタンのフライパンは年を取って重いフライパンを持ち上げられなくなってから買おう。今は鉄製のフライパンにしておこうって事になった。値段はチタンの5分の1以下。
自分たちは結婚のときに蒸籠つきの中華鍋を結婚祝いにもらった。この中華鍋はテフロンコーティングなんかしていないがじっくり油となじませてあるので滅多に焦げ付くなんていうこともない。使えば使うほど良くなっていく。水をつけたままほっぽっておくと直ぐに赤錆が出てしまうが、ささら(竹串を束ねたような洗浄用の器具)か、たわしで洗剤を使わずに洗ってすぐ火にかけ乾燥しておけば全く問題ない。一生使えると思う。基本的には今度のフライパンも一生使えると思う。自分の実家でも奥さんの実家でもフライパンは一生もので大事に使っている。熱容量が大きいので最後に火を消してからの余熱をうまく使うと料理までうまくなった気がする。
その元町の店でついでにステンレス製のしゃもじを買った。奥さんはそんなのよくあるというのだけど、そのしゃもじはピカピカでまるで鏡みたいに自分の姿がよく映る。その映り方が上下逆さまの像で映る。??? 自分は鏡は左右対称に映るというとこまでは(なぜと言われると困るけど)知っている。だけど上下が逆さまになる鏡って見た事がない(気がする)。鏡が左右対称になるのもわからないから、説明されてもわからないだろうけど、どうして上下さかさまになるのか知っているひとがいたらぜひ教えてほしい。