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雑記帳

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2007年12月24日

虫の飼育 -アゲハチョウ-

保育園で下のクラスの子供からアゲハチョウの幼虫をもらってきた。その子は気持ち悪いって,殺してしまいそうなところを,うちの子供は虫好きで有名なので助けられてきた。この夏中,アゲハの幼虫が来ないかと山椒の木はチェックしたけど見かけた事は無かった。(蝶は良く飛んでくるのだけど。)トカゲに食べられてしまうのか(夜中に山椒の木の枝に登るトカゲは良く見かける),鳥に食べられてしまうのか? もらってしばらくするとすぐに蛹になる。さなぎになる前に1回,下痢をするのでそれが合図だ。

おしりを固定して頭から糸を出してくの字がたになって2日ぐらい。一度この模様からさなぎに変わるところ見てみたいと何度かチャレンジするが,気がつくと頭のとんがったさなぎになっている。子供に言わせると服を脱ぐそうだ。脱いだ服がそこにあるじゃないかと指を指すが,糞のような??  大体,お尻と頭は固定されているのにどうやって服を脱ぐんだ?? なんにせよ30分ほどの勝負らしい。

1週間ぐらいすると,外が透き通ってきて中のアゲハの模様が見えてくる。これから先も早い。朝起きた時には,まだだったのに朝ご飯を食べてもう一度見るともう羽を広げている。これも30分の勝負。一度は絶対今日だ!とさなぎを保育園に持っていく途中,車に乗る時にはさなぎで,10分ちょいで降りようとしたら羽化していたこともあった。まー手際よくしないと食べられちゃうしなー。

この2匹の模様の違い,お分かりいただけるだろうか? 子供がある日,幼虫の模様が違うと騒ぎ始める。本当に違うのだが,種類が違うのか?雄と雌の違いなのかは??
チビズは相談して,左が雌で右が雄に決めようって会話していた。勝手な奴らである。

会社で服を脱ぐのを長時間撮影した人が居た。確かに服を脱いで,チビズのように脱ぎ捨てて居た。

触っちゃ駄目ってずいぶん釘を刺しているのだけど,この蛹って触ると首を振って面白い。チビズは大人に隠れて触りまくっているようだ。夏の間は見かけなかった幼虫は秋になったら,ものすごく見かけるようになった。捕まえてきては飼育箱で飼うのだが,最盛期は1晩で山椒の葉っぱが丸坊主。(幼虫5−6匹)すると脱走するので奥さんの悲鳴も発生しがちになる。
年最後の蛹は最初っからちょっと茶色っぽい。これは来年の春まで越冬する。枯れ葉に混じると本当に解らない。

サイクルが短いので子供と飼うには最適な生き物かもしれない。(でも子供は,かぶとやクワガタの方が好きだけど。)

ちなみに,うちの山椒はこんな具合に実もいっぱいとれる。タケノコのシーズンを過ぎれば,葉っぱはアゲハにあげても問題ない。


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