ピリカで化学: 化学系プログラミング
非常勤講師:山本博志 講義補助資料
自分はこれまでに、BASIC, C, C++, JAVA, C#, JavaScriptでプログラムを組んできた。他の分野は余り興味が無いので化学系のプロググラムだけだ。化学系でプログラムを書く場合には、分子軌道計算などはゴリゴリ計算するだけなので、CでもFortranでも余り変わらないだろう。科学計算用のNumerical recipes Cなどの本を買ってくれば数値計算はすぐに出来るようになるだろう。それ以外の例えば単位換算のプログラムなどであればテキストフィールドとプルダウンメニューなどが使えれば事足りるし、ひな形は貨幣の換算プログラムなどがいくらでもころがっているので参照すればいい。化学系のプログラムに特有なのは2次元、3次元の分子構造の描画と結果をグラフ表示するあたりか。これについては余り良い参考書が無くて、今までずいぶん苦労した。どの言語でもいいから一度ちゃんと書けば、後は他の言語に書きなおすのはそんなに苦労ではない。ここ10年その中心となってきた言語はJAVAであるが、iOSではJAVAがサポートされなかった。そこで2011年春に一念発起してHTML5を勉強して、JAVAのプログラムを書きなおし始めた。その忘備録としてまとめておこう。なにぶん化学は専門でもプログラムは趣味なので正しくない記載があるかもしれない。記載した内容に対して一切の責任は負わない。自己責任で読んで欲しい。
ePub3でプログラミング 2019.9.3
電子書籍を作成するSigilやCalibreがHTML5+Javascriptの開発環境としても優れている事がわかった。HTML5+JavascriptのWebアプリを電子書籍の形で、スタンドアローンのプログラムとして配布することも可能だ。もちろん、Mac, Windows, Linux, iPhone/iPad, Androidのどの端末でも動作する。
色々なプログラムを電子書籍化できるようになる。興味のある方は連絡を。
JAVAで化学
HTML5+CSS+JavaScriptで化学
iBooks Authorの使い方
ハンセンの溶解度パラメータ法に関して作ったJAVAのプログラム
JAVAのアプリケーションをWindowsで見かけ上、EXEプログラムで動かす。
2012.1.10
JAVAのコピー&ペーストができないという問題が指摘された。これはjava.policyを書き換えればいいそうだ。Windowsを使っているなら、こちらの記事を参照してください。
Macでは、ライブラリー/JAVA/HOMEに行き、そこのsecurityのフォルダーのオーナーに自分を入れて、その中のjava.policyを書き換える。詳しくはこちらの記事を参照(英語)。
grant {
permission java.awt.AWTPermission "accessClipboard";
};
自分は全部書き換えてしまった。 もとのファイルに付け加えれば良い。(自己責任でやってください!)
2013.2.9 MacでもJava PolicyToolが使えるそうだ。自分のホームディレクトリーに.java.policyを書き込めばシステムのSeculityをいじらなくても変更できる。SafariはローカルのJava Appletを走らせる事ができなくなった。MacのWeb共有を立ち上げて、ライブラリー/WebServer/Documents/にプログラムを置き、http://localhost/から呼び出せば良い。localhostではなくhttp://10.0.1.2/などと入れてしまいお気に入りに登録してしまうと、立ち上げ直した時などに番号が変わる事があり呼び出せなくなる。
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