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2004.11.20
今年は4月から10月までほとんど毎日100人以上がごうやのページを眺めにきてくれた。すごいヒットページなのでアクセスのトップ10しか表示されないitscomのアクセス解析ではゴウヤのページとその写真で埋まってしまって他のページがどのくらいアクセスがあったか判らないで困った。現金なものでゴーヤのシーズンが終わるとすーっとアクセスが減って今は1日10人ぐらいが見に来るだけになった。
食べ方を探して見に来るのか、育て方を知りたくて見に来るのかは全く判らない。自分は自分で育てたものを自分で食べたいだけだけど......。
今年の夏に沖縄の姉貴が泊まりがけでやってきた。遠いところをわざわざやって来て家につくなり、いきなり庭のゴウヤを取ってきて本場のチャンプルの作り方を見せてくれって言うのだから悪い弟だ。でも見せてもらって良かった。今までのはゴウヤチャンプルではなかった。ゴウヤ入りの野菜炒めだった。夏の間中見に来てくれた10日で千人、100日で1万人の人たち、ごめんなさい!
肉は先に中華鍋の一番熱いところにぺたぺたくっつけて焦がして取り出す。次には火力を最大にして豆腐を手でつかみ割って入れてこれもがんがん焦がして取り出す。そして具をさーっと炒めて肉と豆腐を戻し塩だけで味付けて卵を割り入れる。野菜はあくまでしゃきしゃき。煮野菜のようにフライパンの底に汁が残る事などない。うーん。これを言葉で紹介するのは無理だ。いつかビデオに撮らせてもらおう。
まー済んだ事はしょうがない。
その沖縄の姉貴もゴウヤを植えたけど今年は2本しか取れなかったと言う。確かに今年のゴウヤは去年に比べて格段に難しかった。確か去年は長梅雨で8月いっぱい明けたんだかどうなのか雨が多くて暑くなかった。でもゴウヤは元気に大きく育った。今年は逆に梅雨があったのか無かったのか、非常に暑かった。南方の植物だから暑い分にはいいだろうと思っていたのだけど、何故か大きくなる前に黄色くなって爆発してしまう。
大きくなって熟れてならならまだ判るが手のひら大でも爆発してしまう。まー爆発は種を遠くに吹き飛ばすと言う生物の種の保存の結果だろうからいいのだけど何故大きくなる前にそうなってしまうのだろう? だから収穫時期にはすごく気を使った(爆発されると掃除が大変なので)けど今年もまーたくさん収穫した。
品種が違うのか去年よりは小振りな苦瓜だ。今年は新しいメニューでゴーヤチップスが登場した。これは薄く切ったゴウヤを水でさらして片栗粉をつけて揚げただけ。揚げ終わったらすぐに塩をする。ビールのつまみに最高!
そういえばビールのつまみと言えば、これ!
枝豆。今年は枝豆にも挑戦したのだけど、プランター2個、6株育てて収穫できたのはこれだけ。それに比べればごうやはすごい。おひたしやら色々なメニューに挑戦したけどどうしても食べきれない。会社に持って行って同僚に分けたり奥さんが友達に分けたり。チビズが遊んでもらうご近所さんはゴウヤがなっているのを見て「これゴウヤですよね。私苦いのだめなんだー」って先に言われてしまって配れず。しょうがないので、
このようにして道ばたに置いてみた。まーこんなご時世なのでもらってくれる人がいるかどうか半信半疑だったけどすぐに空っぽになった。4-5回はこうして持っていてもらっただろうか? どうも朝や夕方犬を連れて散歩する時間帯に出すのがコツのようである。それでもこうした野菜は犬を散歩させるお年寄りは食べないのでは無いかと思っていたらある時道を挟んで向かいのおばさんがベルを鳴らしゴウヤをいただいていいかしらと聞かれた。ゴウヤはビタミンC、ミネラルが豊富なので医者に食べるように勧められている。電子レンジでチンして乾燥してお茶にして飲んでいるそうだ。
そんなこんなでゴウヤのシーズンも終わった。
ところが、双子のチビズを家の前で遊ばせているとやたらと見知らぬ人からバナナやらお菓子やらを頂くようになった。うん、ウチの子は可愛いからな。って親ばかで思っていたら、先日、見知らぬ人から道ばたで急に挨拶され、「夏にゴウヤいただきました。美味しかったです。ありがとうございました。」と言われ、チビズに買い物かごから買ったばかりのバナナを一本ずつ頂いてしまった。
なーんだ。そんなもんだよな。
お金入れられるように貯金箱でも出しておいたら?とか皆に言われたけど、それをやったら趣味の園芸では無く農業になってしまう、とポリシーを貫いて配ったけどやって良かった!
来年は苗も出してみよう。
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