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Last Update

02-Jan-2013

2004.6.15

JBuilderとXcode、Vusual Cafeでプログラミング。
Visual Cafe2(JDKの1.1.7ぐらいに相当かな)でプログラムをしたGUIはJBuilder X ではIntialize()に流し込めばそのままGUIが見える。Visual Cafe1(JDKの1.0.2ぐらい??)でのGUIを流し込むと、StructureウインドウにはパーツがあらわれるがDesignウインドウには何もあらわれない。Structureウインドウでパーツを掴んでthisにドロップし直すとパーツがあらわれる。
ボタンなどの整列はシフトキーを押しながら掴んでおきコントロールキーを押しながらマウスを押すと整列などができるメニューがあらわれる。(マックの場合)以前作ってあったプログラムを最新の状態にするにはこのようにVisual Cafe -> JBuilder -> Xcode に持って行くのがよさそう。JBuilderでGUIを整えてコンパイルまでしようとすると、「シンボルを解決できません」というエラーが出る。これは独自のパネルクラスを作ろうとしているのだけどそこでエラーになって動かない。Xcodeでは問題なくコンパイルできる。
JBUilderではボタンなどのパーツのプロパティーに座標やサイズがあらわれないのでちょっと不便。
ボタンのサイズを一括に指定したい時に複数選択してサイズ指定ができない。
NetBeands3.6は以前の資産がないならOKかもしれない。
しかし、GUIを全部設計し直さなければならない。2wayではないのでソースコードをいじってGUIに反映させる事はできない。パーツのサイズを一括変換などはできるが配置のアライメントができない。(やり方があるのかも知れない。)
XCodeのインターフェイスビルダーがjavaのソースコードを吐き出してくれれば一番いいのだけど、さしあたってはJbuilderとの併用となりそう。Windows用のJbuilderもダウンロードしたがregcodeは同じものだ。
NetBeandsとJBuilderのソースコードをサブルーチンごとに隠す機能は秀逸だ。Xcodeにも是非欲しい機能だ。

JAVAの互換性。
Xcode1.2でコンパイルしたJarファイルが他のマシンで動作するか見た。
Pantherは問題ない。10.2.6はURL baseの取り方が違うが動作はOK。 OS9ダメ。
XPはOK。Windows98ダメ。2000ダメ。Meダメ。 95ダメだろうな。
こりゃー困った。これではVisualCafeを使い続けなければならない。

(PowerBookにVisualCafeをインストールする。Ver2はすんなりクラッシクが起動してインストールできたがVer1.02はディスク容量が足りないのでインストールできませんとなる。容量は50Gも余っているのに。要は昔のソフトはそんなに大きな容量を認識できないらしい。
しょうがないので外付けのMOをつけて640MBのMOにインストールしてそれをHDに戻してOK。
これで古いバージョンでも開発が続けられる。2004.7.9)

2004.7.6

nib4jというOSX用のインターフェイス・ビルダーのnibファイルからswingのソースコードを作り、pureJAVAにしてくれるソフトがついにダウンロードできるようになっていた。早速ダウンロードして使ってみる。
使ってみると自分が思っていたのとはちょっと違うようだ。
自分は今、JAVAのプログラムを作るのに、インターフェイス(GUI)の部分は昔のプログラムを改良するときには、Visual Cafeをいまだに使っている。さすがにOSXでは困っていたが、最近JbuilderXがなかなか使いやすくて良い。NetBeansはグラフィカルの部分はいいが、コードの方をいじれないので使いにくい。Apple純正のXcodeを使うとCOCOA+JAVAだとGUIの部分はInterfaceBuilderを使って設計することになる。するとOSX以外では動かないプログラムしか作れない。アプレット、ホームページにおいてブラウザーで実行させるタイプのものを作るときはXCODEではGUIの設計ができないのでJbuilderXやVisual Cafeで作って持ってくるという手間がかかっていた。nib4jというソフトはInterfaceBuilderで作ったGUIをpureJAVAのソースコードに変換してくれるソフトだと思ったのだけどどうもそうでは無いようだ。まず変換できるのはCarbonのnibファイルだけのようだ。cocoaのnibファイルは読み込めない。Xcodeを立ち上げて新規プロジェクトからCarbon Applicationを選択するとCarbonのmain.nibというファイルが作られる。これはEnglish.lprojの中に作られる。このmain.nibをnib4jで読み込むとInterfaceBuilderで作ったのと同じGUIが表示される。そしてnib4jからShow Java Codeとやるとソースをみることができるのだが、みることができるのはボタンやポップアップの定義が
public class MainWindow extends JFrame implements ComponentInitializer {
private IBPopupButton popup1;
private JButton button1;
public void initComponents(NibFile nib) {
popup1 = (IBPopupButton) nib.getComponentByID(205);
button1 = (JButton) nib.getComponentByID(200);
}
}
こんな風に見えるだけ。
肝心のコントロールの位置とかの情報とかは
NibFile nib = NibService.loadNibFile("Example");
とかやって実際のExample.nibにアクセスする。
うーん。これでは使いにくい。
Carbon Applicationを選択すると、自動的にObjective-Cでの開発になっている。これってどうやってJAVAにするんだろう? 
これは完全に部品の配置だけをIBでやってボタンが押されたらこれこれというようなJBuilderなどでできることはいっさいできないって事だと思う。しかも、CarbonのnibとCocoaのnibではCocoaの方が圧倒的に表現力がある。それなのにCarbonしか使えないのなら最初からJBuilderでやった方が気が利いているかもしれない。
期待していたソフトだけにちょっと残念だ。

JAVA Studio Creatorも気になる所だが、マック版は何と1GBのメモリーを必要とするらしい。ダウンロードを試みたができなかった。(2004.7.7)

 

久しぶりにボーランドのホームページへ行くと新しいJBuilder Xがアップされていた。このPersonal版はOSX用のやつもあったので早速ダウンロードしてみた。以前のJBuilderはver6,7はOSX用のやつもあったがそれ以後はOSX用のものは無くなっていた。そしてこのver6,7はインストールがめんどくさい。最初に立ち上げるとなんかの情報をボーランドへ送って、アクチベーションコードをメールとかで受け取らなくてはならない。ところが会社のマックはネットワークへ接続していない。一旦コードをWindowsのマシンに持って行って送って帰って来たものをもう一度マックに戻すと言う作業が必要になる。しかも最初にJbuilderを立ち上げた時収集されている情報がなんなのかは判らないので不安である。それがこのVer. X ではインターネットからダウンロードする時に指定したメールアドレスに自動的にアクチベーションコードが送られてくるだけになった。
余計なマシン情報を送らなくて良くなったのは良い。
そうしたわけでインストールは格段に容易になった。(2004.6.11)