2004.4.15
AdobeのAcrobat standard 6.0を購入した。今までにもOS9上で4.0を使っていたのでアップグレード版を購入した。何に使うかと言えば当然PDFファイルを作成する為だけに買った。自分が使っているマックは主力はもう皆Pantherにしてしまっている。このPanther、OSX10.3には文章などをPDFに書き出す機能がついている。どんなソフトからでもファイルメニューからプリントを指定するとPDFとして保存というボタンがあるのでそれを押すとPDFファイルができる。ところが自分が文章書きに一番多用するiBookG4では何故かWordの文章をPDFにしようとするとファイルが2つできてしまう。一つ目はファイルの1枚目だけ残りは別のPDFファイルとなってしまう。すべてのマシンがそうなるわけでもない。(とういかこのiBookだけがおかしい)どうしてこんな事になるのかインターネットを調べたが判らない。そしてもう一つの不満は自分はPDFファイルをインターネット上で公開する場合文章の改編ができないように制限をかけている。しかしおまけでついてくるPantherのPDF作成機能にはそうした保護機能などはついていない。そこで最新版のAcrobatを購入する事にした。インストールはCDからフォルダーをHDにドラッグするだけの簡単操作だ。アップグレード版なので古いAcrobatを選ぶかCDを入れるかを選択する。古いやつはOSX用ではないのでインストールしていない。CDを入れると無事インストールが完了する。そして立ち上げるとPDFファイルの優先権を争って昔のIEとNNのブラウザー戦争の時みたいに自分を標準としろと迫ってくる。無視して試しにWordの文章をPDF化してみようとする。以前のバージョンではPDFwriterというバーチャルなプリンタードライバーができてセレクターでそのプリンターを選んで印刷すると印刷された紙の代わりにPDFファイルが出来上がった。同じ感覚で印刷を選んでプリンターを選択しようとしても実体のあるプリンターしか出てこない。探させてもダメ。Wordのメニューの所にPDFのボタンができているがマックでは使えないらしい。パッケージにはワンクリックでOfficeからPDFファイルができると記載されているが大嘘だ。インストールマニュアルを読んでもわからない。プリントセンターがどうのこうのと言うが全く判らない。ホームページに行って調べるとアップデーターがあったのでダウンロードしてくる。そしてついでに調べるとマック版のいろいろな制限が書いてある。マック版とWindows版で機能が違うのはしょうがないし2種類のパッケージで文章を変えるのは大変かも知れないが結果的に嘘を書くのは良く無いと思う。インストールがおかしいのかと思って3度もインストールしてしまった。
結局最終的に辿り着いた方法はPantherについているプレビューではなくってAcrobatをPDFの標準のアプリケーションに指定する。そうすると印刷画面で下の方に出てくる「PDFとして保存」ボタンを押すとAcrobatでPDFが作成される。ということみたいだ。
プリントのダイアログはOSレベルの物だとついつい思ってしまうし、何時もacrobatを標準に使いたいわけでもない。以前のPDFwriterと言う形で自由に選択できた方がすっきりしていた。
マイクロソフトのソフトは良くできていると思うのだけど「俺が俺が」って自己主張が激しく「助けてやる」と余計なお世話ばかりするのでどうも好きになれない。昨日もExcelでCH2(R)、リングの一部のCH2基と打っているとそれがCH2トレードマーク(○の中にR)に自動的に変換されてしまう。書式設定ではテキストになっている。なんでそうなるのかどうしたらもとに戻るのか判らない。
昔のマックのソフトを作っていたメーカーは今はもう皆主力をWindowsへ移行している。それに伴いそうしたメーカーのソフトが自己主張が激しく、余計なお世話が強くなってきているような気がする。(そうでないと生き残れないのかなー)
ついでなので、StarSuiteのPDF作成機能。これも保護機能はないけどまあまあ使える。
2004.6.11
Acrobatをインストールしてしまうと、PictやJPEGまでも勝手にAcrobatが開こうとする。画像ファイルはアップル純正のプレビューの方が動作が軽快で自分は好きだ。もしくはグラフィックコンバーターで見たい。こうしたAcrobatの勝手を変えるにはRCDefaultAppというのを使えばいい事がわかった。フリーウエアーでダウンロードできる。